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宇都宮健児の経歴と公約!弱者の味方を貫く弁護士の最後の挑戦【都知事選2020立候補者】

2020年の東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)。

この記事では、立候補者である弁護士で元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児(うつのみや・けんじ)(73歳)の経歴や公約をまとめて紹介します!

宇都宮健児のプロフィール

生年月日 1946年12月1日(73歳)
出身地 愛媛県東宇和郡高山村(現在の西予市明浜町)
学歴 東京大学法学部(中退)
職歴 弁護士、元日弁連会長
家族 元保育士の妻・美佐子さんとの間に子どもあり

1946年に、愛媛県で誕生。1955年には開拓入植のため、一家で大分県国東半島に移住。

1959年には、熊本県の母方の親戚に預けられ、高校までは熊本県で過ごします。

貧しい家庭ながら、「親孝行したい一心で猛勉強した」といいます。

1965年、熊本県の名門、熊本県立熊本高等学校(熊高)を卒業。

同年、東京大学に現役で合格し、上京。貧しかったため、学生寮である駒場寮で生活します。

社会問題と出会って「貧しい人の力になりたい」として弁護士を目指し、1968年には在学中に司法試験に合格。

1969年には、早く貧しい家庭を支えるため、東京大学法学部を中退して、司法修習生となります。



宇都宮健児の職歴①:弁護士として弱者の見方を貫く

1971年、弁護士として登録。

1983年には、宇都宮健児法律事務所(現在の東京市民法律事務所)を開設し、独立します。

弁護士としては、豊田商事の詐欺事件(1984年)や地下鉄サリン事件(1995年)で活躍。

オウム真理教事件で殺害された坂本堤弁護士の妻は、宇都宮健児の法律事務所で働いていました。

常に「弱者の味方」を貫く宇都宮健児の真骨頂が発揮されたのが、サラ金の多重債務問題です。

「取り返すのは金ではない。狂わされた人生だ」と主張して、2006年には、グレーゾーン金利を撤廃する貸金業法の改正に大きく貢献しました。

こうした活躍を受けて、ベストセラーとなった宮部みゆきの推理小説『火車』(双葉社)に登場する弁護士(溝口悟郎)のモデルとなります。

2010年には、日弁連の会長選挙に、完全無派閥で立候補。史上初の再投票の大激戦を経て、当選します。

2011年3月の東日本大震災や福島原発事故を受けて、被災者の支援に取り組みます。

2012年には、史上初の再選を目指して、再び日弁連の会長選挙に立候補しますが、落選しました。



宇都宮健児の職歴②:都知事選に3度チャンレンジ

2012年12月の都知事選に立候補します(一度目)。

「人にやさしい東京」、「希望のまち東京」を主張して96.9万票を獲得するものの、次点で猪瀬直樹に敗れます。

猪瀬直樹の辞職を受けた、2014年2月の都知事選にも立候補(二度目)。

前回を上回る98.3万票を獲得するものの、再び次点で舛添要一に敗れます。

2016年7月の東京都知選にも、三度目の立候補を表明

しかし、野党4党(民進党、日本共産党、自由党、社会民主党)が統一候補として鳥越俊太郎を擁立したことを受けて、苦渋の決断で出馬を撤回します。

この時に、鳥越俊太郎を破って当選したのが、現職の小池百合子です。

そして、2020年5月25日、宇都宮健児は、東京都知事選への4度目の立候補を表明しました。

今回の都知事選には、立憲民主党・社民党・共産党の支援を受けて臨みます。



宇都宮健児の公約:都民の生存権がかかった選挙

宇都宮健児は、今回の都知事選で、「都民一人ひとりの生存権がかかった選挙~都民1,400万人のいのちと暮らしを守りぬく!~」と主張しています。

宇都宮健児。2020年東京都知事選候補者。弁護士。元日本弁護士連合会会長。多重債務問題、消費者金融問題の専門家。宮部みゆきの小説『火車』に登場する弁護士のモデル。反貧困ネットワーク代表や年越し派遣村名誉村長を務める。

宇都宮健児ツイッタープロフィール

【3つの緊急政策】

①新型コロナウイルス感染症から都民の命を守る医療体制の充実と自粛・休業要請等に対する補償の徹底

②都立・公社病院の独立行政法人化を中止するとともに、これまで以上に充実強化を図る。

③カジノ誘致計画は中止する。

【重視する8つの政策】

①学校給食の完全無償化

②東京都立大学の授業料を当面半額化し無償化をめざす

③都営住宅の新規建設、家賃補助制度・公的保証人制度の導入、原発事故避難者に対する住宅支援

④公契約条例の制定、非正規労働者を減らし正規労働者を増やす

⑤災害対策(防災、減災、避難者対策など)を強化する

⑥道路政策(外環道、特定整備路線、優先整備路線)を見直す

⑦羽田空港新ルート低空飛行の実施に反対する

⑧温暖化対策(CO₂の排出削減、自然再生エネルギーの充実など)を抜本的に強化するとともに緑と都市農業を守る

(出所:宇都宮健児公式サイト



MASAの意見

宇都宮健児は、都知事選への4度目のチャレンジです。

年齢的にも、これが最後の挑戦でしょうから、心に期すものは強いでしょう。

山本太郎と野党票が割れる下で、小池百合子の牙城にどこまで迫れるのか。

宇都宮健児の都知事選へのラストチャレンジに、注目です。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!