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竹本直一の経歴まとめ。マスク対応遅れ「それが現実だ」発言で迷走・炎上!

竹本直一がマスク対応遅れ「それが現実だ」発言で迷走・炎上!

竹本直一(たけもとなおかず)・情報通信技術(IT)政策担当大臣(79歳)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けたマスク不足の責任を問われて、「それが現実だ」と開き直り答弁をして、野党から批判を浴びました。




IT相の「マスク」発言で紛糾 品薄情報不足「それが現実だ」

4日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大で品薄状態が続くマスクについての政府の情報提供を巡り、竹本直一IT・科学技術担当相が対応の遅れについて「それが現実だ」と開き直ったとも受け取れる答弁をし、審議が紛糾する場面があった。

立憲民主党の石橋通宏氏は、台湾がマスクを購入できる店の情報を住民にインターネットで提供しているとして、日本政府の取り組みを質問。竹本氏は「わが方も進めたいが、基礎的なデータがそろっていない」として「現実発言」に及んだ。

野党側の反発を受け「表現が良くなかった」と釈明した。

(出所:共同通信)

実際のやり取りでは、こんな感じで、竹本直一大臣、だいぶ迷走してました。

立憲民主党・石橋通宏議員「ITを活用して、こういう緊急時に国民に適切に情報を提供する。竹本大臣、何かやっておられますか?」

竹本IT相「緊急時の物品管理のあり方、発信のあり方について、関係省庁と連絡して議論していきたいと思っています。それが現実です」

この発言に対して、野党から謝罪を要求され、竹本大臣は大混乱。答弁席の周りをうろうろしてしまい、安倍首相に耳打ちされる始末。

これを受けて、

竹本IT相「表現がちょっとよくなかったかもしれない」

と自らの発言を修正。

その後は、茂木敏充・外務大臣が即席で作って差し入れたカンペをそのまま読み上げるなどして、さらに批判を高めました。

(竹本直一大臣・・・ せつない絵です(涙))

竹本直一の経歴まとめ!

生年月日、出身地

生年月日は、1940年(昭和15年)11月23日生まれの、御年79歳。第二次世界大戦よりも前の生まれですね。

出身地は、大阪府南河内郡河南町です。

学歴

小学校は、地元河南町の中村小学校。

中学校は、同じく河南町の中村中学校。

高校は、大阪府立富田林高等学校を卒業します。

大学は、京大へ。

1964年に、京都大学法学部を卒業します。

また、1969-70年には、政府派遣留学で、西海岸のカリフォルニア大学バークレー校と、東海岸のコロンビア大学の大学院という東西の名門大学院に留学しています。

うろうろ答弁の姿からはまったく想像できませんが(失礼)、竹本大臣は、インテリ高学歴&国際派なんですね。




職歴

建設省(現在の国土交通省)のキャリア官僚

京大卒業後の1964年、国家公務員上級試験(甲 – 法律)を受け、キャリア官僚として、建設省に入省します。

その後、1996年までの30年超、建設省で、本省各局、近畿地方建設局総務部長、河川局総務課長、国土庁審議官などを務めました。

国土庁長官官房審議官(地方振興局担当)を最後のポストとして、衆議院選挙への出馬のため、退官します。

衆議院議員

1996年の衆議院議員総選挙に、自由民主党公認で出馬し、初当選。選挙区は、大阪府の南東に位置する「大阪15区」です。

その後、衆議院議員として8回の当選を重ねているベテラン議員です。

維新が強い大阪において、小選挙区で敗れることもありますが、議席を守っている貴重な自民党の重鎮となります。

派閥は、岸田文雄・自民党政調会長が率いる、岸田派に所属しています。

政府の役職、79歳で念願の初入閣

竹本直一は、次のように、政務官や副大臣の経験はあったものの、当選回数が多いのに大臣にはなったことのない「入閣待機組」として、長い間リストアップされていました。

  • 2001年:第2次森改造内閣で、経済産業大臣政務官に任命(初代)
  • 2003年:第1次小泉第2次改造内閣で、厚生労働大臣政務官
  • 2005年:第3次小泉改造内閣で、財務副大臣

そして、2019年9月11日、第4次安倍第2次改造内閣において、80歳間近にして、「IT政策担当大臣」として、念願の初入閣。

また、「内閣府特命担当大臣(科学技術政策担当、宇宙政策担当、クールジャパン戦略担当、知財戦略担当)」を兼務しています。

IT担当大臣なのに「はんこ議連会長」は矛盾?

竹本直一は、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長を務めています。

就任時の記者会見では、この点について、「はんこ文化の保護と、経済・政府のデジタル化は逆方向で矛盾するのでは?」と追及を受けました。

経済・政府のデジタル化が進めば、はんこはなくなっていくはずですからね。

これに対しては、竹本大臣は、次のように説明。

「印鑑とデジタル社会を対立するものととらえるのではない。工夫はいろいろできる」

「印鑑をデジタルで全部処理できないかという話があるが、印鑑を業とする人たちにとっては、死活問題だから待ってくれという話になっている」

「理屈では分かるが、即対応できない分野が結構ある」

うーん、どうでしょう。

本音としては、はんこ業者の既得権益を保護したい、という立場にしか聞こえません。

この大臣の下で、日本のIT化が進むのか、多くの人が不安を感じた訳です。

新型コロナで自粛要請なのに杉田水脈のパーティに参加し注意

最近では、2月25日に、西村康稔経済再生担当相、北村誠吾地方創生担当相とともに、自民党の杉田水脈・衆院議員のパーティに参加。

同日に、政府の専門家会議が立食パーティーの回避を求めた後の参加であったため批判を浴び、菅義偉官房長官から、「こうした時期に鑑み注意するように」と注意を受けました。

ちなみに、水田水脈は、「夫婦別姓ヤジ」で炎上。

北村誠吾・地方創生担当大臣(73歳)は、同じく高齢での初入閣組ですが、ダメダメ答弁で炎上・迷走を繰り返しています。




感想です。

台湾のIT担当大臣:オードリー・タン(唐鳳)とのギャップがすごい

竹本直一大臣は、よく台湾のIT担当大臣である唐鳳(オードリー・タン)氏と比較されます。

唐鳳氏は、元々天才プログラマーとして知られていて、2016年に、35歳という若さで大臣に抜擢。

現在の新型コロナウイルス対応でも、国内の薬局等でのマスクの在庫状況を「見える化」して国民にデータ提供するシステムを短時間で作り上げ、称賛を受けています。

竹本直一大臣の「データがないからできない。それが現実だ」発言とのギャップがすごいですね。

やっぱり日本の問題は高齢化

竹本直一大臣は、経歴も立派ですし、きっと優秀な方なんだと思います。

ただ、やはり80歳になろうという年齢で、デジタル化を所管する、というのは、現実的に無理があります。

今回、竹本直一・IT担当大臣が初入閣したのは、「入閣待機組」から大臣を出さないと、という自民党内の派閥のバランスが考慮された結果でしょう。

北村誠吾・地方創生担当大臣もそうですが、「IT」とか「地方創生」などは、重要な政策ですが、財務・外務・経産・厚労といった主要大臣ではないので、こういった「入閣待機組」向けのポストになりがちです。

しかし、昔の高度成長期ならいざ知らず、現在のような変化の激しい時代には、やっぱり80歳近い方に、大臣として臨機応変な答弁を担当してもらおうとしても、無理が生じちゃいますよね。

実際に大臣になった竹本氏や北村氏も、国民の批判を浴びて、「政治家人生の花道」のはずが、逆に「晩節を汚す」ことになってしまいます。

やっぱり日本の問題は高齢化、そして、若者に任せられないことだな、と強く感じます。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!




<参考記事>

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