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センバツ甲子園の無観客開催に賛成?反対?有名人やネットも賛否両論!

センバツ甲子園は無観客開催か。3月11日に結論!

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、対応が注目されている春のセンバツ甲子園大会。




今年(第92回選抜高校野球大会)は、3月13日に組み合わせ抽選会が行われ、阪神甲子園球場において、3月19日に開幕を迎え、決勝戦は3月31日の予定です。

日本高野連は、3月4日、大阪市で、春のセンバツ甲子園の運営委員会と臨時理事会を開催。「センバツ甲子園を開催する場合には無観客を前提とした上で、開催可否の決定は、3月11日の臨時運営委員会に持ち越すこと」を決定しました。

3月13日の組み合わせ抽選会は、いつもの各校の首相ではなく、主催者による代理抽選となります。

合わせて、出場校対しては、3月15日まで練習試合や遠征合宿の自粛を要請しました。

次回の臨時運営委員会が開催される3月11日は、安倍晋三首相が「この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要」と全国的なスポーツイベントの中止や規模縮小を要請した2月26日の2週間後に当たります。

開幕を1週間後に控え、正にギリギリのタイミングでの最終判断になります。

記者会見した日本高野連の八田英二会長は、次のとおり説明し、最後まで開催の可能性を模索する姿勢を示しました。

ウイルス感染の専門家らの意見を聞きつつ協議してきたものの、感染拡大が終息に向かうのか読み切れていないため、結論を持ち越した。

他の競技と同じように中止にするのは簡単だが、夢の実現のために、大人としてできることを最後までやってあげたい。諦めることなく最大限努力したい。

他方で、無観客で突き進むということはない。球児の健康、関係者の健康に配慮できないとなれば中止を宣言させていただく。

なお、センバツ甲子園は、第2次世界大戦と戦後の混乱のため、1942~46年に中断したことはありますが、もし無観客での実施となれば、甲子園大会では春夏を通じて初めてとなりります。

地方大会では、2010年に、口蹄疫(こうていえき)の感染拡大を受けて、宮崎の予選大会の一部試合が観客を入れずに行われた例があります。

センバツ甲子園の無観客開催に有名人やネットも賛否両論!

センバツ甲子園の無観客開催に賛成?反対?

センバツ甲子園の無観客開催には、ネット上でも賛否両論が分かれています。

例えば、ヤフーが行なっているネット上でのアンケート「みんなの意見」では、次のように、多少「無観客開催に反対」が優勢な結果になっています。

  • 3月5日午前3時に約52,000人が投票している段階で、約58%が「中止にすべきだ」という意見。逆に、「無観客での開催に賛成」の意見も約40%あった。
  • 反対の立場では、高体連が主催する他競技の全国大会の23競技が中止となっていて、「野球だけが特別なのか」、「全国の小中高校が休校で、部活動も中止されているのに高校野球だけができるのはおかしい」、「不平等」と言ったコメントが目立った。
  • 賛成の立場の意見としては、「球児の夢を奪ってあげたくない」、「無観客ならリスクも少ない」、「高校野球は国民的行事」、「プロ野球や大相撲が無観客で行っているから」といった声が目立った。



「無観客開催に反対」は、高校野球はあくまでも部活であり、他のスポーツが続々とセンバツ大会の中止を決定しているのに、野球だけ特別扱いなのはおかしい、という意見ですね。

これに対して、「無観客試合に賛成」は、「センバツ甲子園は国民的行事」ということで、プロ野球や大相撲と比べる意見です。

春夏の甲子園は、高校の部活とはいえ、長い伝統と国民的人気を誇り、多額のお金が動いていて、実際には「半プロイベント」となっています。

こうした実態を踏まえて、他の高校スポーツの部活と区別することが適切か、が問われていると言えるでしょう。

有名人も賛否両論!

タレントのデーブ・スペクターは、3月5日、自身のツイッターで、次のように「センバツ甲子園は開催すべき」という意見を投稿。

これに対して、3月5日の日テレの「スッキリ」で、MCの加藤浩次は、次のように、他の高校スポーツと区別すべきなのか、悩みを吐露しています。

  • 難しい判断だと思うんですけどね、テニスの方は野球より接触が少ないんじゃないのって僕は思ったりもするんだけど、そこのバラつきがある。じゃあ高野連は放映権料など、いろんな物を考えてるんじゃないのかと臆測も進んでしまう。高校球児は真剣にやりたいという気持ちをくんであげたい。いろんな意見が出てくると思う。
  • いろんな地域から来て、感染者が多い場所もあれば、ほぼいないところもある。そこをどう考えるかというところになってくると思うけど、高校野球だけ別だとは思いませんからね。テニス、卓球、ラグビー、空手、全部高校生たちは一生懸命やってるものですから。そこをどう考えるのかというのはそれぞれで違うのかと。

 

センバツ大会に向けて努力を重ねてきた、という意味では、他のスポーツと野球で一切違いはありません。

「儲かる」イベントかどうかで、開催の判断に差がつくのはおかしいです。

他方、球児の夢を叶えてあげたい、という素直な気持ちも、もちろん強いです。

本当に難しい判断ですが、新型コロナウイルスの感染拡大が一刻でも早く落ち着いて、多くの人が納得できる結論が出ることを期待したいです。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!




<参考:2020年の「春のセンバツ甲子園」出場校> ※出所はBASEBALLKING

北海道(1) 白樺学園 ☆初出場
東北(2) 仙台育英(宮城)☆3年ぶり13回目
鶴岡東 (山形)☆41年ぶり2回目
関東・東京(6) 健大高崎 (群馬)☆3年ぶり4回目
山梨学院 (山梨)☆2年連続4回目
東海大相模(神奈川)☆2年ぶり11回目
桐生第一 (群馬)☆4年ぶり6回目
花咲徳栄 (埼玉)☆4年ぶり5回目
国士舘  (東京)☆2年連続10回目
東海(2+1<明治神宮大会枠>) 中京大中京(愛知)☆10年ぶり31回目
県岐阜商 (岐阜)☆5年ぶり29回目
加藤学園 (静岡)☆初出場
北信越(2) 星稜(石川) ☆3年連続14回目
日本航空石川(石川)☆2年ぶり2回目
近畿(6) 天理   (奈良)☆5年ぶり24回目
大阪桐蔭 (大阪)☆2年ぶり11回目
履正社  (大阪)☆2年連続9回目
智弁学園 (奈良)☆2年ぶり13回目
明石商  (兵庫)☆2年連続3回目
智弁和歌山(和歌山)☆3年連続14回
中国・四国(5) 倉敷商 (岡山)☆8年ぶり4回目
鳥取城北(鳥取)☆8年ぶり2回目
広島新庄(広島)☆6年ぶり2回目
明徳義塾(高知)☆2年ぶり19回目
尽誠学園(香川)☆18年ぶり7回目
九州(4) 明豊   (大分)☆2年連続4回目
大分商  (大分)☆23年ぶり6回目
創成館  (長崎)☆2年ぶり4回目
鹿児島城西(鹿児島)☆初出場
21世紀枠(3) 帯広農(北海道)☆初出場
磐城 (福島) ☆46年ぶり3度目
平田 (島根) ☆初出場

 

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