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蓮舫「国債は国民の借金」炎上ツイートは何がおかしいのか、わかりやすく解説!

蓮舫「国債は国民の借金」ツイートが炎上!

立憲民主党の副代表である蓮舫・参議院議員による「1人10万円」一律現金給付に関するツイートが炎上しています。

立憲民主党の蓮舫副代表が18日、自身のツイッターを更新。政府が所得制限を設けず一律10万円給付を発表したことについてツイートした。

麻生太郎財務大臣が「手を挙げた方に1人10万円給付」と発言したことについて「麻生大臣、このお金は貴方のものではありません。国債という国民の借金です。物言いに気をつけてください」とコメント。これに対してネットからは「国債は国民ではなく政府の借金」「国民の借金?いつ私がお金を借りました‥‥?」「完全に勘違いしてます」と突っ込みが次々と投稿された。

(デイリー)




話題になっているのは、蓮舫のこの国債は「国民の借金」ツイートですね。

麻生大臣、このお金は貴方のものではありません。国債という国民の借金です。物言いに気をつけてください。

この蓮舫の「国民の借金」ツイートに対しては、批判の嵐で、大炎上です。




蓮舫「国債は国民の借金」ツイートは何がおかしいのか、わかりやすく解説!

国債は「国民の資産」

国債は、「国が資金を調達するために発行する債券」のことをいいます。

国債を買う人から見れば、国債は、「国が発行している金融商品」ですね。

日本国債であれば、元本と利子の支払いは、日本の政府が責任をもって行います。

「1人10万円」一律現金給付を行うためには、日本の人口が約1億2,600万人なので、単純計算で約12兆6,000億円が必要になります(実際には、事務経費なども追加でかかります)。

このお金は、国債(赤字国債)を発行して、まかなわれることになります。

では、この国債は、誰が保有することになるのでしょうか。

2019年12月現在で、国債は、日本銀行のほか、銀行・生損保会社・公的年金など、国内の主体が約92%を占めます。

他方、海外投資家による保有は、約8%に過ぎません。

そして、銀行などは、国民による預金などを原資として、国債を購入します。

このため、国民は、間接的ではありますが、国債を保有している、と言うことができます。

このため、国債は、「国民の借金」ではなく、「国民の資産」になります。




国債は「国民の借金」は間違いなのか?

では、蓮舫は、なぜ国債は「国民の借金」と言ってしまったのでしょうか?

あえて擁護しようとするなら、次のような考えが頭にあったからでしょう。

国は、国債をいつか国債を返済する必要があります。

この場合、国自身がおカネを稼ぐことはできない以上、国民から税金を徴収して、返済の原資に充てる必要があります。

このように、将来への返済の原資のことまで考えると、国債は「国民の借金」と言うのも、あながち間違いとまでは言い切れません。

厳密には、国債は、【現在】の「国民の資産」である一方、【将来】の「国民の借金」ということもできると思います。

もっとも、最近では、国はいくらでもおカネを刷れるので、自国通貨(日本なら円)建ての国債がデフォルト(元本・利息の支払いができない状態)になることはないので、財政赤字や国債の残高など気にする必要はなく、必要なだけ財政支出を行えばよい、という考え方もあります。

MMT(Modern Monetary Theory)という理論ですね。

いずれにせよ、「1人10万円」一律現金給付がやっと実現したところで、蓮舫から「お前の借金だぞ!」と言われたわけなので、国民としては苛立ってしまうのは、止むを得ません。

感想です。

新型コロナウイルスの感染拡大への対応については、安倍政権のグダグダが目立ちます。

こうした中で、立憲民主党という野党第一党が国民にしっかり寄り添う姿勢を示してもらわないと、安倍政権に対する対抗勢力となることはできません。

今回の蓮舫のツイートは、理屈が正しいか以前の問題として、「政治的な嗅覚・センスのなさ」が現れてしまっていて、とても残念です。

立憲民主党では、緊急事態宣言が出た後にセクキャバに行った高井崇志が大炎上したばかりですし・・・

国家的な危機である現在こそ、立憲民主党、そして、蓮舫のがんばりを期待したいです。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!




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