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10万円給付金のオンライン申請:よくあるトラブル・エラーの解決策!【最新版】

5月1日、一人当たり一律10万円の現金を支給する「特別定額給付金」(10万円給付金)の申請のための手続きが開始されました。

10万円給付金の申請方法には、「郵送での申請」と「オンライン申請」の2種類があります。

「オンライン申請」の方が、申請書の郵送での受取りと返送が不要になるため、早く支給を受けることができると考えられます。

もっとも、オンライン申請には、色々なトラブルやエラーも発生しています。

この記事では、10万円給付金のオンライン申請に関するよくあるトラブル・エラーと、それらへの対応について説明します。




10万円給付金のオンライン申請の準備・手順

オンライン申請の準備

10万円給付金のオンライン申請を行うためには、次の準備をしておく必要があります。

①申請・受給者(世帯主)のマイナンバーカード

②マイナンバーカード読取対応のスマホ、または、パソコン+ICカードリーダ

③「マイナポータルAP」の検索・インストール

④マイナンバーカード受取時に設定した暗証番号

⑤振込み先銀行口座の確認書類(通帳・キャッシュカードのコピー)

オンライン申請の手順

10万円給付金のオンライン申請の手順は、次のとおりです。

(1)マイナポータルにアクセスする

(2)「特別定額給付金」を選択する

(3)申請内容を入力し、振込み先銀行口座の確認書類をアップロードする

(4)マイナンバーカードを読み取る

(5)暗証番号を入力し、送信する

より詳しい申請の流れについては、10万円給付金の専用ホームページに、画像付きで解説されていますので、みてみてください。




オンライン申請のよくあるトラブル・エラーの解決策!

住民票のある市区町村がオンライン申請の受付けを開始していない

申請の受付けの開始時期は、各市区町村が決定します。

このため、いつからオンライン申請の受付けを開始するかは、住民票のある市区町村により異なります。

まだ市区町村が受付けを開始していない場合には、申請画面で「準備中」と表示されます。

受付けを開始すると、「申請する」ボタンが表示されるようになります。

市区町村の対応状況については、追って専用ホームページにも一覧が掲載される予定ですが、まだ準備中となっており、閲覧できせん。

5月1日からオンライン申請の受付けを開始している市区町村のリストは、総務省ホームページで確認できます(2~4頁)。

例えば、東京都では、5月1日から対応している市区町村は、2割弱にとどまっています。

品川区,渋谷区,江戸川区,足立区,北区,武蔵野市,調布市,小平市,
多摩市,小金井市,町田市 【11団体/17.7%】

最新の状況について、住民票のある市区町村のホームページを確認する必要があります。

マイナンバーカードを持っていない

オンライン申請には、世帯主がマイナンバーカードを持っていることが必須となります。

残念ながら、マイナンバーの通知カードでは、オンライン申請できません。

これからマイナンバーカードの交付申請を行って、交付後に、10万円給付金のオンライン申請を行うことは可能です。

もっとも、マイナンバーカードの交付申請から交付通知書が届くまで、1ヶ月程度かかります。

マイナンバーカードの交付を受けるためには、市区町村の窓口まで出向く必要があり、その際に新型コロナの感染リスクを高めるおそれがあります。

また、10万円給付金の申請の受付けの〆切日は、「各市区町村における郵送申請方式の受付け開始日から3ヶ月以内」ですので、マイナンバーカードの交付手続きが遅れれば、この期限に間に合わなくなるおそれもあります。

このため、現在マイナンバーカードを持っていない場合には、郵送方式で10万円給付金を申請する方が、結果的に、早く安全に現金の支給を受けることができると考えられます。

マイナンバー交付枚数は約1,973万枚、普及率は15.5%にとどまっています(2020年3月1日時点)。

2020年9月からのマイナポイント還元事業(還元率25%、上限5,000円)など、これからマイナンバーカードを活用する機会は増えていくので、いずれマイナンバーカードは作っておきたいところです。

もっとも、10万円給付金のために、いま無理する必要まではありません。




パスワードを忘れた・パスワードを間違えた

マイナンバーカードには、次の4種類のパスワードが設定されています。

パスワードの種類 形式 パスワードロック
「署名用電子証明書」 英数字6~16文字 連続5回の誤入力
「利用者証明用電子証明書」 数字4ケタ 連続3回の誤入力
「住民基本台帳用」 数字4ケタ 連続3回の誤入力
「券面事項入力補助用」 数字4ケタ 連続3回の誤入力

10万円給付金の申請では、「署名用電子証明書」のパスワードの入力が必須です。

また、氏名や住所などの情報をマイナンバーカードから読み取る申請フォームの入力補助機能を使う場合には、「券面事項入力補助用」のパスワードの入力も必要になります。

パスワードを3~5回連続して間違えると、マイナンバーカードにロックがかかってしまい、ログインができなくなります。

パスワードを忘れてしまったり、パスワードを間違えてロックされた状態を解除するためには、市区町村の窓口に出向いて、手続きを行う必要があります。

こうなってしまった場合にも、郵送方式で10万円給付金を申請する方が、結果的に、早く安全に現金の支給を受けることができるでしょう。

スマホでのオンライン申請時にSafariとアプリの連携が悪い

iPhone(スマホ)でオンライン申請を行う場合、マイナンバーカードの読み込む際に、ブラウザー(Safari)とアプリ(マイナポータルAP)との間で、何度か往復する必要があります。

この時に、ちゃんとマイナンバーカードの情報を読み込んだはずなのにSafari側で読み取りが失敗したと表示されるなど、うまく連携できない例があるようです。

この場合には、何度かやり直すことで、手続きが進められることが多いです。

どうしてもうまくいかなければ、パソコンでの申請に切り替えるのも一案です。




オンライン申請の画面で郵便番号の入力欄が表示されない

iPhone(スマホ)でSafariのコンテンツブロッカーを有効としている場合に、オンライン申請の画面で郵便番号の入力欄が表示されないエラーが生じるようです。

この場合には、Safariのコンテンツブロッカーを無効にしたうえで、改めて試してみましょう。

オンライン申請で「エラー115」が表示される

「エラー115」の表示は、引越しなどにより電子証明書が失効している場合に表示されます。

住民票のある市区町村の窓口で、電子証明書の再発行を受けることができますが、再発行の手続きのために、市区町村の窓口を訪れる必要があります。

オンライン申請で「エラー111」が表示される

「エラー111」の表示は、電子証明書が有効期限切れの場合に表示されます。

住民票のある市区町村の窓口で、電子証明書の再発行を受けることができますが、やはり、再発行の手続きのために、市区町村の窓口を訪れる必要があります。

MASAの意見

「特別定額給付金」(10万円給付金)のオンライン申請については、短時間での準備であった下では、政府も頑張って使いやすいシステムを用意してくれたと思います。

しかし、マイナンバーカードを使う時の使いにくさ・面倒くささは残ってしまうので、トラブルやエラーは、どうしても発生してしまいます。

この記事が、トラブルやエラーへの対応のお役に立てればうれしいです。

10万円給付金の対象や申請・受取りの手続きのポイントについては、次の記事で全体像をまとめていますので、セットで是非ご覧ください!

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!




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