政治・経済ニュース

岡本行夫氏のプロフィールは?コロナでの急逝に有名人から追悼の声多数

岡本行夫(おかもと・ゆきお)氏が、新型コロナに感染して、急逝されました。

元首相補佐官、岡本行夫氏が死去 新型コロナに感染

橋本政権などで首相補佐官を務めた外交評論家の岡本行夫(おかもと・ゆきお)氏が死去したことが7日、分かった。74歳。関係者によると、死去は4月24日。新型コロナウイルスに感染していたという。

(5/7配信、時事通信)

関係者によると、入院後も最初の数日は仕事に取り組んでいたものの、容体が急変。約1週間で帰らぬ人となったということです。

元外交官・首相補佐官の外交評論家として、テレビでのわかりやすい国際情勢の解説でも人気でしたね。

心から哀悼の意を表します。

この記事では、岡本行夫氏のプロフィールと、有名人から寄せられている追悼の声を紹介します。




岡本行夫氏のプロフィールは?

生年月日、出身地、家族関係

1945年11月23日生まれの、享年74歳でした。

出身地は、神奈川県。鎌倉市や藤沢市で育ちます。

父親は農林省(現在の農水省)の役人で、岡本さんが中学校のときには、2年間マレーシアのクアラルンプールに滞在していました。

当時のマレーシアは、戦後間もない頃で暗かった日本社会とは違って、岡本少年の目には眩しく映りました。こうした国による違いが強烈な原体験となり、国際的なキャリアに繋がったそうです。

兄弟は、男3人兄弟。兄・弟ともに東大を卒業し、兄は三井物産、弟はニューヨークで国際弁護士になりました。優秀な一家ですね。

学歴

高校は、兄・弟とともに、神奈川県立湘南高等学校を卒業。

神奈川県藤沢市にある名門公立高校ですね。

元東京都知事の石原慎太郎や政治学者の三浦瑠麗も、湘南高校の卒業生です。

石原慎太郎とは、よく一緒に飲んでいた、ということで、対談もしています。

湘南高校での学生生活について、岡本さんは、次のように振り返っています。

都会でもなく、田舎でもない。東京に対する憧れと劣等意識がある。そんなちょっと屈折した感情がすなわち、湘南魂ではないかな。バンカラぶったり、学生運動に傾倒したりね。大先輩の石原慎太郎さんなんか典型的。“太陽族”って言葉の生みの親だけど、本人はどこか斜に構えるところがあってね。よく一緒に飲みましたよ。

僕も“湘南ボーイ”って呼ばれるのは嫌いでね。底抜けに明るくなれないんですよ。加山雄三さん的なものへの反発はあった。大学ではヨット部に入ったりと、矛盾してるんだけど(笑)。サザン(オールスターズ)にもあんまり夢中になれない。貧しいほどではないが、(湘南は)公立校でしょう。

大学は、一橋大学経済学部を卒業します。

職歴①:外交官時代

1968年、大学卒業後に、キャリア官僚(外交官)として、外務省に入ります。

外務省では、湾岸戦争、イラン制裁、モスクワ・オリンピックのボイコット、米艦船の核持ち込み疑惑、池子米軍住宅建設問題、日米武器技術交流など、多くの外交問題に関与します。

ポストも、アメリカの日本国大使館参事官や、北米局安全保障課長、同北米第一課長など日米外交の要職を歴任有力ポストを歴任します。

外務省では、「日米関係」が花形ですから、エリートコースど真ん中を歩かれました。

しかし、管理職になると現場から離れてしまうのを嫌って、1991年、45歳で退職

昇格すると自分が切り込み隊になれず、燃えなくなるのは面白くない。

30年以上前に、40代半ばでエリート外交官が退職したのは、大きな驚きでした。

職歴②:コンサルタント・首相補佐官・外交評論家・教授

外務省を退官後は、国際情報を分析する「岡本アソシエイツ」を設立し、コンサルタントとしての道を歩みます。

外交官としての豊富な経験と、現場で積極的に動き回る姿勢が内外で高い評価を受けて、時の内閣総理大臣に請われて、首相補佐官を2度務めます。

一度目は、橋本龍太郎内閣で、沖縄問題を担当。2000年のサミットの沖縄誘致に貢献しました。

二度目は、小泉純一郎内閣で、イラク戦争を担当。戦後のイラク復興に向けて現地を訪問し、日本による支援策をとりまとめました。

外交評論家として、サンデーモーニングなど、テレビでの鋭くわかりやすい国際情勢の解説も好評でしたね。

いわゆる「右寄り」の人にも「左寄り」の人にもその意見が尊重される、貴重な方でした。

東北大学、立命館大学、青山学院大学などでは、大学教授として、学生の指導にも当たりました。

日本を代表する論客として、本当に多方面で活躍されていました。




コロナでの急逝に有名人から追悼の声多数

岡本行夫氏のコロナでの急逝には、政治家や評論家など有名人から多くの追悼の声が寄せられています。

MASAの意見

岡本行夫さんの急な訃報には、3月にも報道番組で拝見していたので、本当に驚きました。

新型コロナウイルスでの日本の死者数は600人弱(5月7日現在)なのですが、志村けんさん、岡江久美子さん、岡本行夫さんと、有名人の方の比率が高いように思えるのは、気のせいなんでしょうか・・・

改めて、岡本行夫さんの冥福を、心よりお祈りいたします。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!