「幻冬舎」の編集者・箕輪厚介(34歳)が、セクハラ問題で、謝罪と活動自粛を発表。
この記事では、箕輪厚介の謝罪&活動自粛の、オンラインサロン「箕輪編集室」への影響について、まとめます。
Contents
箕輪厚介がセクハラを謝罪し活動自粛へ
6月8日、箕輪厚介は、ライターの女性への不倫セクハラについて、ツイッターに投稿。
テレビ番組出演等の活動の自粛を公表しました。
皆様へ pic.twitter.com/6Cc5VBAcZN
— 箕輪オンライン厚介 (@minowanowa) June 8, 2020
皆様へ
一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません。
僕自身、一般的常識を欠き、傲慢な人間になっていたことを自覚し、深く反省しております。
今回の件に対する自分なりのけじめとして、テレビ番組出演等の活動を自粛致します。またニューズピックスブック編集長を退任致します。ニューズピックスブックは既刊の『東京改造計画』を最後に終了致します。
これまで支えてくださったみなさま、心からありがとうございました。また直接ご説明できずに申し訳ございません。
いま一度自分の人生を見つめ直し、精進して参ります。
箕輪厚介
箕輪厚介が立ち上げたビジネス書シリーズ「ニューズピックスブック」は、堀江貴文(ホリエモン)が東京知事選出馬か?と話題を巻き起こした『東京改造計画』を最後に終了となります。
セクハラ謝罪&活動自粛のオンラインサロン「箕輪編集室」への影響は?
会員数は減ってる?
箕輪厚介は、『箕輪編集室』というオンラインサロンを運営しています。
「こっちの世界に来て、革命を起こそう」というキャッチコピーで、月額は5,940円です。
『箕輪編集室』の会員数は、元々1,500名を超えていました。
それが、2020年6月9日午前9時の時点では、約1,200名。
セクハラ問題を受けて、約20%の会員数の減少となっています。

(出所:CAMPFIRE Community)
オンラインサロン『箕輪編集室』の活動も自粛?
現在のところ、オンラインサロン『箕輪編集室』の活動も自粛する、という公式な発表はありません。
SNSの公式アカウントは、引き続き、通常運転です。
https://twitter.com/minowa_et/status/1270115134078201856?s=20
箕輪さんが謝罪文を出した。
実は先程こんなツイを見てしまったばかりで‥‥これが箕輪編集室の公式な認識?‥‥と呆然としてしまったのだが。サロン内で箕輪さんが反省を述べてるみたいな声も聞こえてたので。箕輪さん本人と、サロンメンバーとの間に認識の乖離があるのか、なんて思ってたんだけど pic.twitter.com/7RKcbrLZ6M
— gugugu (@gugugu001) June 8, 2020
もっとも、オンラインサロンの参加者の方によれば、「5月の文春砲以来、ピタッと活動が止まった感じ。」とのこと。
https://twitter.com/keyton_sk/status/1269799129288372224?s=20
オンラインサロンでは、仲間意識が強いのか、サロン参加者で、表立って箕輪厚介に対する意見や批判の声を上げている例は少ないようです。
箕輪編集室が上手かったのは、①迷える仔羊達に成長コミュニティという場を提供した事、②編集者という立場を活かし、無償?(有償かもしれない)だけど世に出る仕事をサロン生に与え承認欲求を満たした事の2点だと思う。だから今回の騒動でも連帯意識が強かった。
— hirongo(9o9) (@tadasainoyouni) June 6, 2020
サロン生にとって、長い時間をかけて構築したコミュニティや拙くても自分の作品が箕輪氏を通して世に出る機会を失う事は耐えられなかったのだろう。とは言っても今回のセクハラを見逃す事は長期的にみて自分の価値を間違いなく失う。箕輪編集室と田端大学、今後の成り行きが気になる。
— hirongo(9o9) (@tadasainoyouni) June 6, 2020
次の方は、箕輪厚介のセクハラ問題にしっかりと意見表明されている、貴重な例外です(『箕輪編集室』を脱退)。
箕輪編集室を辞める前に、箕輪厚介さんに物申したい。|みずほ @lovelyday1507 #note https://t.co/R5wxquYl3Q
— mamangao (@mamangao) June 8, 2020
署名活動するとかみの編のルール提案するとかやれることはいっぱいあると思います。
でも私にはその労力をかけるほど、みの編愛がありませんでした…。箕輪さんに一番言いたいこと↓
"男性ジェンダーである、サロンオーナーである、「天才編集者」である、ご自分の権力に自覚的になってください。"
— みずほ (@lovelyday1507) May 25, 2020
オンラインサロン『箕輪編集室』へのネットの批判
こうした中、箕輪厚介本人に対してだけでなく、オンラインサロン『箕輪編集室』のへのネットの批判も大きくなっています。
#箕輪編集室 公式アカウントは本人が謝罪コメントを出したにも関わらず何事もなかったよう。流石に箕輪厚介の名前を冠した団体ならあなた方も何らかの声明出した方がいいんじゃないの。イメージ悪すぎだからこの際名前変えちゃえば。
— タヅ (@taz_pdf) June 8, 2020
報道から約3週間、ようやく箕輪厚介による声明が出た。ただ、「不快な思いをさせ申し訳ございません」という曖昧な記述からは、ハラスメントについて今現在彼が具体的に何をどう考えているのかは読みとれない。そして箕輪編集室や箕輪厚介推しの人々の殆どが、現時点でもこの件について沈黙したままだ
— コメカ (@comecaML) June 8, 2020
箕輪厚介が最低なのは言うまでもないが、箕輪編集室とやらのメンバーだってセクハラセカンドレイプ野郎と同類と見られるのは当然じゃないか?
先日辞めた方が「箕輪が嫌いでも編集室を悪く言わないで」と書いていたが、直後にセカンドレイプ動画配信されてるのを見る限り実際に同類の集まりじゃないか— りくく (@rikuku_nome) May 31, 2020
箕輪編集室の人々は、ライティングや編集、書籍、書店などについての「発信」を、ネット・SNSで繰り返してきた。業界当事者である方も少なくない。そのうち多くの方が、SNSの自己プロフ欄から箕輪編集室の名前を消し、過去の関連ツイートを消し、文化や自分の日常について楽しげにまた「発信」している
— コメカ (@comecaML) June 2, 2020
MASAの意見
もちろん、箕輪厚介個人のセクハラと、オンラインサロンでの参加者の活動は「別物」です。
しかし、まるでセクハラ問題がなかったかのように活動を続ける、というのにも違和感がありますね。
やはり、団体としていったんセクハラ問題を総括して、対外的に考え方を発表することが必要ではないでしょうか。
そうでないと、『箕輪編集室』やその参加者への批判も、止むことはないでしょう。
逆に、単に勝ち馬に乗ったわけではなく、このような逆境の時期にでもしっかりとした考えで活動を続けるのであれば、それはそれで応援したいな、という気もしています。
記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!