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河井克行&案里の逮捕は6月19~21日?河井夫妻の2つの買収疑惑をわかりやすく解説!

6月16日、河井案里(参議院議員)の秘書が、公職選挙法違反(買収)の罪で、懲役刑の有罪判決を受けました。

同じ日、河井案里と夫の河井克行(前法務大臣、衆議院議員)は、自民党に離党届を提出しました。

いよいよ、河井夫妻の逮捕のXデーが待ったなしに近づいてきているわけです。

この河井夫妻の買収疑惑は、色々な話が入り組んでいて、複雑でわかりにくいです。

そこで、この記事では、河井克行&案里の逮捕がいつなのか、そして、河井夫妻の2つの買収疑惑について、わかりやすく解説します。




河井夫妻の逮捕が6月19~21日と予想される理由

国会議員には、不逮捕特権があります。

不逮捕特権とは、「国会議員は原則として国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない」という、憲法で認められた特権です。

2020年通常国会は、6月17日に閉会します。

つまり、6月18日以降は、河井夫妻は、この不逮捕特権により守られることはなくなるわけです。

そして、6月18日は、注目の東京都知事選の告示日に当たります。

検察は、特に政治家の逮捕については、こうした重要な政治日程を避けることが多いです。

このため、不逮捕特権がなくなり、東京都知事選の告示を終えた、6月19日(金)が、河井夫妻逮捕の最有力候補と考えられます。

さらに、東京での逮捕による混乱を避けたり、河井夫妻の身柄を地元の広島で押さえようとする場合には、6月20日(土)、21日(日)の週末に逮捕となる可能性も十分あります。



河井夫妻の買収疑惑をわかりやすく解説【最新まとめ】

2つの公職選挙法違反(買収)の疑惑

河井夫妻を巡っては、河井案里が初当選した2019年7月の参議院選挙に関して、次の2つの公職選挙法違反(買収)の疑惑について、検察が捜査を進めています。

①自陣営の選挙運動員(ウグイス嬢)への違法報酬の支払い

②広島県内の政治家等への現金の現金の配布

以下、この河井夫妻の2つの買収疑惑を説明します。

①自陣営の選挙運動員(ウグイス嬢)への違法報酬の支払い

公職選挙法では、ウグイス嬢への報酬は、1日当たり1.5万円が上限です。

しかし、河井人勢は、この法定上限の2倍の1日当たり3万円(違法報酬計204万円)を、自陣営のウグイス嬢14人に支払っていました。

この違法報酬の支払いが1つ目の買収疑惑であり、本件に基づいて、河井案里の秘書(公設第2秘書)の立道浩逮捕

6月16日、立道浩は、広島地検で、懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を受けました。

この秘書の有罪判決により、河井案里は、「連座制」により議員を失職する可能性が高くなっています

連座制は、「候補者の関係者が選挙違反で有罪となったことを理由として、選挙違反に直接関与していない候補者について、当選無効等とする制度」です。

秘書である立道浩が、選挙を実質的に仕切っていた「組織的選挙運動管理者」に当たるとして、懲役刑を受けたことにより、河井案里に対して、連座制が適用されることになりました。

今後、河井案里の当選無効などを求める行政訴訟が提起され、検察側が勝訴すると、河井案里は失職することになります。



②広島県内の政治家等への現金の現金の配布

さらに、参議院選挙の前に、河井克行が中心となって、広島県内の自治体の首長や地方議員に対して、現金を配っていた疑惑があります。

河井案里も、一部の議員らに対して現金の配布に関与していたとされています。

具体的には、河井夫妻が、広島県内の自治体の首長、地方議員(市議会・県議会)などに対して、計2,000万円超の現金を配った疑惑が持たれているわけです。

これが、2つ目の買収疑惑です。

検察は、現金が渡された日時(公示の前なのか、選挙中なのか、選挙後なのか)や、現金の受け手による経理処理などについて、検証を進めています。

この2つ目の買収疑惑に基づいて、上で説明したように、6月19~21日に河井夫妻が逮捕されると予想されているわけです。



MASAの意見

1つ目の買収疑惑「①自陣営の選挙運動員(ウグイス嬢)への違法報酬の支払い」については、既に秘書の有罪判決から河井案里の失職の可能性が高くなっています。

さらに、夫の河井克行も含めて、2つ目の「②広島県内の政治家等への現金の現金の配布」という、より重要な疑惑について、いよいよ河井夫妻の逮捕のXデーが近づいているわけですね。

6月16日の河井夫妻の自民党からの離党は、この逮捕を見越したものでしょう。

事件を巡る動向から、目が離せませんね。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!

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