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橋本岳の経歴は「元首相の息子」。新型コロナウイルスのクルーズ船の投稿ツイートで炎上!

新型肺炎のクルーズ船の投稿ツイートで炎上!

新型コロナウイルスによる新型肺炎の集団感染が起き、横浜・大黒ふ頭に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」。




対応の現地責任者を務めるのが、橋本岳(はしもと・がく)・厚生労働副大臣です。

(出所:橋本岳ツイッター)

2月18日、岩田健太郎・医師(神戸大学大学院医学研究科感染症内科教授)が、クルーズ船の中に入って、船内の感染症対策のずさんさを糾弾する告発動画を公表して、大きな話題を呼びました。

これに対して、2月19日、橋本岳は、船内で感染拡大を防ぐゾーニングが行われている証拠ということで、船内の写真をツイート。

(出所:橋本岳ツイッター<現在は削除済み>)

もっとも、「清潔ルート」・「不潔ルート」と区分はされているものの(「清潔」・「不潔」は医療用語で、滅菌・消毒処理が済んでいるかを表している、とのことです)、この写真が正に示しているように、両ゾーンが行き来可能な構造になっています。

これを受けて、このツイートこそが「内部告発」なんじゃないか、との声があがるような炎上状態に。橋本副大臣は、ツイートを削除しました。

そもそも、現地責任者の立場にある方が、自分のツイッターに船内の写真を投稿すること自体、この人大丈夫なのかな、という批判を招く軽率な行為と言わざるを得ません。

この橋本岳氏は、どのような経歴の持ち主なのか? 以下、みてみましょう。




橋本岳・厚生労働副大臣の経歴:「元首相」の息子

橋本岳氏は、自由民主党に所属する衆議院議員(当選4回)です。

生年月日、出生地

生年月日は、1974年(昭和49年)2月5日です(46歳)。

出生地は、岡山県の総社市(そうじゃし)。

第82代の内閣総理大臣(在任期間:1996年1月11日~同年11月7日)である橋本龍太郎の次男として生まれました。

お爺さんは、橋本龍伍。大蔵官僚出身で、文部大臣・厚生大臣を歴任した政治家です。

龍太郎氏は、妻の久美子氏との間に、2男・3女がいます。

ちなみに、お爺さんが衆議院議員、父が元首相、ということで、小泉進次郎氏と同じ「3代名」になります。

学歴

  • 小学校:総社市立常盤小学校、1986年卒
  • 中学校:関西学園岡山中学校(岡山県岡山市の私立中高一貫校)、1989年卒
  • 高 校:関西学園岡山高等学校(同上)、1992年卒
  • 大 学:慶應義塾大学環境情報学部人間環境コース、1996年卒
  • 大学院:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、1998年修士課程修了

大学は、お父さんの橋本龍太郎と同じ慶應大学です。

お父さんの龍太郎が法学部政治学科であるのに対して、橋本岳は湘南藤沢キャンパス(SFC)にある環境情報学部ですね。




職歴

大学院卒業後の1998年4月、三菱総合研究所に入社。

2005年8月、龍太郎氏が政界引退を表明したことを受けて、後継者として小選挙区(岡山4区)の地盤を引き継ぎ、同年9月の衆議院選挙に自民党公認で出馬。

小選挙区では、民主党公認の柚木道義(ゆのき・みちよし)に敗れたものの、比例中国ブロックで復活。31歳で初当選を飾る。

続く2009年8月の衆議院選挙では、自民党批判が吹き荒れる中、再び柚木に敗れ、この回では比例復活もならず落選(自民党も下野、民主党政権へ)。浪人生活を送る。

2012年12月の衆議院選挙では、自民党大勝の勢いに乗って、小選挙区で柚木を破り、国政に復帰(2選)。

2014年9月には、厚生労働政務官に就任。

2014年12月の州銀選挙では、小選挙区で再び柚木を破り、3選。

2016年8月、厚生労働副大臣に就任。2017年8月には、自民党の厚生労働部会長に就任。

2017年10月の衆議院選挙でも、小選挙区で勝利し、4選。

2019年9月~、再び厚生労働副大臣に就任し、現在に至る。

家族関係

橋本岳は、政治家にしては珍しく、自身のホームページで、家族関係について言及していません。

実際には、(元)妻・栄里子さんと学生結婚し、4人のお子さんにも恵まれたようです。

もっとも、2012年2月の週刊ポストの報道によれば、栄里子さんとの間でDV(家庭内暴力)問題があり、別居後離婚に至ったとのことです。

故・橋本龍太郎総理の息子にDV問題 妻「グーで36回殴られた」

夫と妻の口論がエスカレートした末に手が出て、警官を呼ぶ騒ぎに――。さすがに“よくある夫婦喧嘩”というには派手すぎる展開だが、それが数年前まで国会議員バッジを付け、次の選挙で返り咲きを狙う政治家だというから驚きだ。しかも「普通の政治家」ではない。日本政界の「名門一家」を舞台に起きた“家庭内暴力事件”には、どんな事情があったのか。

小渕恵三氏(故人)の娘・小渕優子氏(38)や、小泉純一郎氏の息子・小泉進次郎氏(30)を見ても分かるように、「総理の息子(娘)」という看板の力は絶大だ。ところが、彼らとは対照的に前回総選挙でバッジを失い、地元で臥薪嘗胆の時を過ごす「総理の息子」がいる。橋本龍太郎・元首相(故人)の息子・橋本岳氏(37)だ。

岳氏は、健康問題や金銭スキャンダルなどを受けて政界引退した龍太郎氏の後継として2005年8月の郵政選挙に出馬して当選。現在の進次郎氏と同じく「自民党のプリンス」として、父と同じ“王道”を歩むと目されていたが、2009年選挙では民主党旋風に吹き飛ばされ、比例復活もできなかった。

それでも、代議士時代の岳氏をかわいがっていた自民党の中堅議員はこういう。

「前回は異常な逆風だった。岳君は優秀だ。そして何より龍太郎先生のご子息だから地盤が固い。われわれが野田政権を解散に追い込めば、岳君だって永田町に戻ってこられるよ」

しかし――。岳氏の選挙区(岡山4区)を歩くと、そんな楽観ムードは聞こえてこない。龍太郎氏の時代から選挙を手伝ってきたという古参後援者に、「捲土重来のチャンスでしょう」と水を向けると、顔を曇らせた。

「本来ならその通りなんだが……。この選挙区だけは前回以上の厳しい戦いを強いられるかもしれない」

苦々しげに続けた。

「家の中があんな状態で選挙を戦えるのか。岳さんの最大の支援者である奥様との関係を修復してもらわなくては、女性後援会の動きが鈍くなる」

実は、岳氏は栄里子夫人と別居中。それに至ったきっかけは、驚くことに岳氏の家庭内暴力(DV)だったという。2年ほど前に倉敷市内の住宅地に建てられた橋本邸の近隣住民は、衝撃的な証言をする。

「2010年のお盆頃でした。岳さんのお宅からすごい怒鳴り声、そして奥さんの悲鳴が響いてきたんです。そして家から逃げ出してきた奥さんが近くの家に逃げ込んで110番して、パトカーが出動する騒ぎになった」

別の住民も、“事件”を鮮明に覚えていた。

「奥さんが“グーで36回殴られた”と訴えていたそうです。“殴られていたのに、よく回数を数えていたものだ”と話題になりました」

落選中とはいえ、岳氏は自民党公認の選挙区支部長で、次期選挙の立候補が確約された身だ。そんな立場の人物が妻への暴力行為で警察沙汰になるとは、尋常な話ではない。

※週刊ポスト2012年2月3日号

この点については、最近(2019年7月)の文春オンライン(現在は、記事へのリンク切れ)でも、嫁姑問題を含めて、生々しく報道されていました。

橋本龍太郎元首相の次男・岳衆院議員に妻が“離縁状”を出していた

自民党の橋本岳・衆院議員(45)に対し、夫人の栄里子氏が、義母の久美子氏と岳氏宛てに“離縁状”を送っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。岳氏は2005年に初当選し、祖父の龍伍元厚生相、父・龍太郎…

感想です。

橋本岳が落選した2009年の衆議院選挙で、父・純一郎の政界引退を受けて、小泉進次郎が初当選を飾りました。

現在、橋本岳は、2016年に続いて、2019年9月~再び厚生労働副大臣を務めています。同じポジションの再任です。

他方、小泉進次郎は、2013年9月~内閣府大臣政務官兼復興大臣政務官。2019年9月~は、環境大臣として初入閣を果たしています。

また、家族関係でも、滝川クリステルと結婚。

同じ「元総理の息子」として、橋本岳とは、大きな差がついてしまったことは否めません。

この背景には、家族関係の問題や、今回のツイッターのような軽率さがあるのかもしれません。

 

新型コロナウイルスによる新型肺炎は、日本経済・社会にとって、本当に重大な問題です。

橋本岳・副大臣には、リーダーシップを発揮して重責を果たして頂くことを心から期待していです。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!