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アベノマスクの問題まとめ(メーカー非公表、不良品配布、洗うと縮む、便乗詐欺)!予算466億円で国民の不信感だけを高める悲劇!

アベノマスクに問題まとめ(メーカー非公表、不良品配布、洗うと縮む、便乗詐欺)!

4月17日、東京都で、アベノマスク(すべての世帯に、布マスクを2枚配布)の配達が始まりました。

5月中旬までには、全国の家庭(約5,000万世帯)に布マスクが配付される予定です。

4月1日に首相の安倍晋三により発表されて以来、国民の驚きと怒りと嘆きを招いてきたアベノマスク。

残念なことに、「メーカー非公表、不良品配布、洗うと縮む、便乗詐欺・・・」と、アベノマスクを巡る問題がさらに広がっています。




メーカー非公表

厚労省が開設した専用サイト「布マスクの全戸配布に関するQ&A」では、布マスクの製品情報(発注先・製造メーカー)について、説明がありません。

実際に配達された布マスクをみても、どこにも製品情報は記載されていません。

4月18日の日刊ゲンダイの報道では、厚労省(マスク等物資対策班)に取材しても、布マスクの発注先・製造元がひた隠しにされている、というのです。

厚労省の回答は、次のとおりです。

布マスクの発注先・製造元については、公表していないので、現時点ではお答えできません。

メーカーの社数についても、具体的にはお答えできませんが、複数メーカーに頼んでいます。

メーカーが国内か国外かについて、詳細は控えますが、国内メーカーが海外工場で生産する場合もあります。

布マスクの品質について、各家庭に1種類のものが届くよう予定しています。

(メーカーに一定の規格での生産を頼んでいるということ?、という質問に対して)詳しい中身は把握していませんが、家庭ごとに品質がバラバラにならないようにしています。

不良品配布

4月18日、厚労省は、全国の妊婦向けに配布を始めた布マスクに、約1,900枚の不良品が見つかったと発表しました。

厚労省では、4月14日から、妊婦用の布マスク約50万枚を全国の市町村に発送。妊婦が母子健康手帳を受け取る際に、配布されていました。

しかし、マスクを受け取った市町村から、「変色している」「髪の毛が入っていた」などの報告が相次いだということです。

こうしたマスクは国内4メーカーから納入されたものの、原因は不明。

厚労省では、メーカー4社に対して、生産体制の見直しや検品の徹底を求めています。

また、家庭に配布する布マスクについては、目視による点検を徹底しているため、不良品が配られる可能性は減っている、と説明しています。

マスクは、衛生商品ですので、信頼・安心が第一です。にもかかわらずこの状況では、ますます「アベノマスクは要らない」という声が高まりそうです。

<追記(4月21日)>

4月21日、妊婦向けに配布している布マスクの不良品が、143市町村で計7,870枚に上ることが判明し、厚労省は、自治体に配布を停止するよう連絡しました。

黄ばみや黒ずみの汚れがみつかっており、厚労大臣の加藤勝信は、「回収し早急に原因を分析している」と述べています。

いったいどんなメーカーがどんな生産・管理体制をとっているのか、不信感が高まります。




洗うと縮む

4月18日のNEWSポストセブンの報道では、アベノマスクは、「正しい方法で洗っても、驚くほど縮んだ」ということです。

「実物を見てがっかりして、洗ってみてさらにがっかりしました」

これが、アベノマスクを家庭に先んじて受け取った、介護施設のセンター長の感想です。

第一印象は“ちっちゃい”でしたね。

実際に使おうとすると小さくて、アゴを隠せば鼻が出るし、鼻を隠せばアゴが出てしまう。

つけても息苦しくないので、『他人にうつさないのが主な目的とはいえ、こんなに通気性がよくて効果があるのか』という不安を口にする職員もいました。

『これは現場では使えない』という意見がほとんどでした。

さらに驚いたのは、使用後のマスクを選択したときの感想です。

色んなところで推奨されている通り、洗剤を入れた洗面器にマスクを浸した後に、水道水ですすぎ、干して乾燥させました。

揉み洗いするなど手荒なことは何もやっていないのに1回洗っただけで縮むし、しわくちゃになってしまった。

2回洗うと、さらに小さくなってしまった。

こんなマスクをつけていたら、医療・介護現場はもちろんのこと、恥ずかしくて外出もできませんよ。

安倍さんは一体どんな洗い方をして『再利用』しているんでしょうか。

とくに期待もしていなかったが、まさかこんな代物が送られてくるとは……。何百億円もかけるなら、もっと他にやることがあるんじゃないのか。

安い布マスクなので、そういうものなのかもしれませんが、これで国民の不安を解消できると思った、ということが、唖然・呆然、ですね・・・

便乗詐欺

消費者庁では、アベノマスクの配布に便乗して、マスクの「送りつけ商法」が増える可能性があるとして、注意を呼び掛けています。

マスクなどが一方的に送りつけられて高額な代金などを請求されたという相談が、4月13日までに全国でおよそ150件に上っているということです。

消毒液やガーゼを送りつける場合もあるものの、相談の9割はマスクだということです。

国の政策で、かえって、詐欺師に商売のチャンスを与えてしまっています・・・




アベノマスク:予算466億円で国民の不信感だけを高める悲劇!

アベノマスクの配布には、466億円もの多額の予算が使われています。

布マスク1枚260円×1.3億枚で、338億円。

残りの128億円は、郵便局の配達費その他の事務経費です。

 

これだけ多額の予算をかけて実施されるアベノマスク。にもかかわらず、さらに問題が続出しているのは、本当に残念です。

予算の使い道をチェックするため、また、布マスクを安心して使うためにも、委託先・製造元をはじめとする適切な情報開示が不可欠です。

そうでないと、森友事件のように「また隠蔽か」「利権が隠されているのでは」といった疑念を持ってしまい、466億円をかけて国民の不信感を高めるだけの結果になってしまいます。

新型コロナウイルスとの戦いのためには、政府への信頼が確保されていることが非常に重要です。

しかし、逆方向の話ばかりが伝わってくる。これは、本当に悲劇です。いや、もはや喜劇ですかね・・・(涙)

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!

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