政治・経済ニュース

ユースビオって何の会社?アベノマスク4社目の受注企業が怪し過ぎると話題に!

政府が、妊婦向けに配る予定だった布マスク(アベノマスク)については、変色・髪の毛の混入といった不良品が多発し、配布を中断しています。

さらに、布マスクの受注企業が4社あるとの説明であった一方、これまでは3社しか企業名を公表しておらず、残りの1社がどこなのか、疑念が高まっていました。

4月27日、菅官房長官が、公表していなかったアベノマスクの受注企業の残りの1社が、「ユースビオ」(福島市)であることを明らかにしました。

この「ユースビオ」が怪し過ぎると、ネットで話題になっています。

この記事では、ユースビオって何の会社なのか、怪し過ぎて話題な理由を説明します!




布マスクの受注会社の状況

政府の説明では、布マスクは、介護施設や妊婦向けに2,000万枚、全世帯向けに1億3,000万枚を政府が調達しました。

全世帯向けに配る布マスク(1億3,000万枚)は、次の3社が受注しました。

  • 興和
  • 伊藤忠商事
  • マツオカコーポレーション

一方、介護施設など向け(2,000万枚のうち、50万枚が妊婦用)については、この3社のほかに、次の2社が受注しました。

  • ユースビオ
  • 横井定(よこいさだ<愛知県名古屋市を本拠とするマスクメーカー>)

そして、不良品が問題となった妊婦向けについては、横井定を除く4社が納入していました。

菅官房長官は、4月27日の記者会見で、「改めて確認を行い、ユースビオの納入分も妊婦用マスクに配布されていた。確認できたため、公表した」と説明しました。

ユースビオって何の会社?

朝日新聞の取材によれば、「ユースビオ」の社長である樋山茂氏が語る同社の概要は、次のとおりです。

社長は、樋山茂氏

福島県福島市に本拠を置く商社

ベトナムからバイオマス発電の燃料となる木質ペレットを輸入している

社員約5人

ユースビオが怪し過ぎると話題の理由!

受注の経緯・政府との癒着疑惑

ユースビオは、自社のホームページも持っていません。

福島県福島市の本社住所は、福島県福島市西中央5丁目54番6号。

この住所は、プレハブ長屋です(入居している11社のうちの1社の模様)。

現地では、なぜかユースビオの郵便受けが、白テープで隠されています。

他の受注企業3社は、いずれも有名な大企業で、本社ビルを比べてみても、あまりの違いにビックリです。

こうしたユースビオが、なぜ政府から多額の受注ができたのか、経緯が疑問視されているわけです。




法人登記の閲覧不可(登記事項変更の手続き中)

法務省の法人番号検索によれば、ユースビオは、2017年8月に設立。

もっとも、本年4月10日に登記事項変更の手続きが行われた模様で、現在は、法人登記の内容が閲覧できません。

しかも、この4月10日は、社会民主党党首の福島瑞穂が、厚生労働省にマスクの問い合わせをした日です。

慌てて対応したんじゃないか、という疑惑が出ています。

樋山茂社長の脱税疑惑

また、同じ住所の「樋山ユースポット」社が、2018年に脱税で摘発されています。

しかも、この樋山ユースポットの社長は、「樋山茂」で、ユースポットの社長と同一人物です。

樋山社長に、脱税の疑惑が出ていて、益々アヤシイ、というわけです。




MASAの意見

こうした疑惑について、デイリースポーツの取材に対して、ユースビオの樋山茂社長は、次のように反論しています。

受注の経緯

もともとは、福島県や山形県につてがあって、そこにベトナム製のマスクを用意してほしいと頼まれた。

「その準備をしていたら、『国が一括で集めることになった』と言われたので、そちらにシフトしてスペック表やサンプルを提出し、受注する流れになった。国側も、いろいろな所に声をかけていたみたいですが…」と受注の正当性を説明。

政府との癒着疑惑

安倍晋三首相ら政府との“癒着”については「ないですよ。安倍さんとも自民党とも、何の付き合いもない」と否定した。

公表が遅れた理由

一社だけ公表が遅れたことについては「うちは4月の頭に、一番最初に『名前を出してもいいです』と回答しました。

「なぜ遅れたかは、こちらでは分かりません」

布マスク納入での儲け・受注額

「マスクで儲けたと思われるかもしれませんが、うちはリーズナブルな値段で出している。円高差益で多少の利益はあるかもしれませんが、保管や輸送のコストを考えたら、厳しいですよ」と訴えた。

受注額については「135円×350万枚です」と、4億7250万円であることも明らかに。

「うちは他社と違って、1枚も不良品は出していません」と品質には自信を見せた。

法人登記の閲覧不可(登記事項変更の手続き中)

「ユースビオ」は、バイオマス発電用木質ペレットの輸入が主な業務。

現在、同社の登記簿は書き換え中となっているが、その理由を「会社法の定款の問題で、木質ペレットの輸入会社がマスクを生産というのはちょっと厳しいとなって、変更をしています」と明かした。

樋山茂社長の脱税疑惑

樋山社長は、同住所にある電気通信機器修理業「樋山ユースポット」の社長も兼任。2018年には3000万円あまりの脱税容疑で、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受けている。

これについては「いわれのない話で、2年間争ったが、これ以上争うと執行猶予がつかなくなるとのことで」と語った。

ある意味での“出直し”を図るためにベトナムに進出したことで、今回のマスク受注につながったと説明。

有罪判決が今回の受注に影響しなかったかとの質問には、「特になかった。一度つまずいたら二度と立ち直れないという社会は、嫌でしょう」と話した。

確認の必要はありますが、いちおうすべての疑問には回答しています。

しかし、そうだとすれば、なぜ最初からユースビオの名前を公表しなかったのか。

最初から公表していれば、こんな大騒ぎにはなっていません。

森友問題のように、「安倍政権の隠蔽体質」と疑われても仕方がありません。

また、他の3社と比べてまったく規模が違うユースビオに発注した経緯は何なのか。

政府の方で、しっかりと説明をしてもらう必要があります。

記事をご覧いただき、どうもありがとうございました!

<追記>

ユースビオと一緒に、シマトレーディングが、布マスクの輸入を担当してたことが明らかになりました。

ますますナゾが深まっています。次の記事も合わせてご覧ください!




この記事を読んだ人は、次の記事も読んでいます!>