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【カジノ疑惑】秋元司の経歴は?保釈で過去の不祥事やパチンコ利権が改めて話題に!

カジノ疑惑で逮捕の秋元司議員が保釈に!

昨年12月25日、カジノへの参入を目指していた中国企業「500ドットコム」から賄賂を受け取った疑惑で逮捕された、秋元司・衆議院議員(48)(元内閣府副大臣)

(出所:衆議院HP

2月入り後、同議員に対する贈賄容疑で逮捕されていた鄭希(ていき、ジェンシー)容疑者(37)(「500ドットコム」日本法人元副社長)が2月4日に、紺野昌彦容疑者(48)(「500ドットコム」元顧問)が2月6日に、それぞれ保釈が認められ、釈放されました。




そしてついに2月10日、収賄側の秋元議員についても、東京地裁は保釈を認めました。保釈金は、3,000万円です。

現在、検察側の反対(準抗告)を受けて、実際に釈放されるのか、最終調整中が行われています。

収賄罪で起訴、東京地裁

東京地裁は10日、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、収賄罪で起訴された衆院議員秋元司被告(48)の保釈を認める決定をした。保証金は計3千万円。弁護人が3日に保釈を請求していた。東京地検は決定を不服として準抗告した。地裁が準抗告を退ければ、秋元被告は保釈されることになる。関係者によると、秋元被告は起訴内容を全面否認し、無罪を主張している。

秋元被告は、日本でのIR事業参入を目指していた中国企業「500ドットコム」側から賄賂を受け取ったとして、昨年12月25日に収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された。

(出所:共同通信

秋元議員の保釈判断、12日に持ち越し

東京地裁が、衆院議員秋元司被告(48)=収賄罪で起訴=の保釈を認めた決定を不服とした検察の準抗告に対する判断を10日中には行わないことが、同日分かった。12日に判断する見通し。

(出所:共同通信

2019年12月19日 東京地検特捜部が、秋元議員の議員事務所などを家宅捜索
    12月25日 秋元議員を、収賄容疑で逮捕(中国企業「500ドットコム」元役員ら3名を贈賄容疑で逮捕)
2020年 1月14日 秋元議員を収賄容疑で再逮捕
    2月 3日 秋元議員を収賄罪で起訴
    2月10日 東京地裁が秋元銀の保釈を決定(検察が準抗告中)

秋元司議員の経歴

保釈決定を受けて、秋元司議員の経歴が、改めて注目されています。

(出所:紺野昌彦Facebook)

議員秘書から国会議員にスピード出世!

政治家の家系ではなく、お父さんは不二家のサラリーマンで転勤族だったとのこと。

大学は、大東文化大学・経済学部です。

学生時代から議員秘書の活動をするなど早くから政治に興味を持ち、30代前半で、参議院選挙に当選しています。

議員秘書からの中央政界進出では、正に「スピード出世」と言えます。

1971年10月 東京都生まれ(本籍:江東区)
1993年4月 小林興起衆議院議員事務所に学生秘書として入所(2000年より公設第一秘書)
1996年3月 大東文化大学 経済学部 卒業
2004年7月 参議院選挙当選(比例区)
2007年8月 防衛大臣政務官 就任
2012年12月 衆議院選挙当選①(江東区)
2014年12月 衆議院選挙当選②(江東区)
2016年9月 衆議院 内閣委員長 就任
2017年9月 国土交通副大臣 内閣府・復興副大臣 就任
2017年10月 衆議院選挙当選③(江東区)
2018年10月 環境副大臣 内閣府副大臣 就任



一方で、過去の不祥事も多数・・・

その一方で、様々な過去の不祥事も指摘されています。一例を挙げるだけでも、次のとおりです。

官僚の友人に聞いても、口利きを積極的に行う、支持者への利益誘導に長けた「古いタイプの政治家」という評判を聞きます。彼らは、「カジノ疑惑を聞いても、驚かない」との反応でした。

  • 2004年7月12日、公職選挙法違反(文書図画の頒布)の疑いで秋元の選挙事務所などが警視庁の家宅捜索を受けた。
  • 2007年11月16日、東京都豊島区で乗用車を運転中、バイクと接触事故を起こした。バイクを運転していた専門学校生の少年が両ひざに1週間のけがを負った。
  • 3年間で計1400人もの外国人留学生が「所在不明」となっている東京福祉大学の創設者から50万円の献金を受けていた(2014年)。また、同大学の客員教授と学校法人の理事を兼任していた(2017年副大臣就任を期に退任)。さらに理事報酬などとして総額300万円超の報酬を受けたことで国会で追及されたり、国が進める企業主導型保育事業をめぐり4億8千万の助成金詐取の疑いで逮捕された男性との関係などが問題視された。

(出所:ウィキペディア)

 

パチンコ業界との癒着・利権の疑惑も!?

また、秋元氏が議員秘書を務めていた小林興起衆議院議員(当時)は、自民党国会議員有志による遊技業振興議員連盟の会長を務めていました。

(出所:小林興起HP)

この関係で、秋元氏も若いときからパチンコ業界との関わりを深めていきました。

議員になってからも、パチンコチェーンストア協会の政治分野アドバイザーや、自民党パチンコ議連メンバー・時代に適した風営法を求める議員連盟事務局長を務めていてます。

秋元議員への献金者についても、パチンコ業界の関係者が多かったようです。

パチンコ関係者としては、業界の利益を代表してくれる、貴重な「若手のホープ」だっとと言えるでしょう。

こうしたパチンコ業界との強い関わりが、残念ながら、カジノ疑惑を引き寄せてしまったのかもしれません。




今後の展開は?

まずは、実際に秋元議員が保釈されるのかが、ポイントになります。

秋元議員は起訴内容を全面的に否認しており、公判で無罪を訴える方針です。

報道によれば、保釈されれば、秋元議員は国会に登壇する意向を示しています。その際に、報道陣に何を語るのか、注目されます。

引き続き、カジノ疑惑をめぐる捜査が進捗し、真実が明らかになることを期待したいです。

【追記】

2月12日、東京地裁が、検察による準抗告を退け、秋元議員が東京拘置所から保釈されました。

(出所:共同通信)

2月14日、秋元議員が、保釈後初めて記者会見を行いました。

贈賄事件について、「賄賂を受け取ったことは一切ない」として、議員辞職はせずに、今後の裁判で無罪を主張する考えを改めて示しています。

(出所:NHK)




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