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カジノ汚職疑惑で、下地議員が議員活動の継続を表明!辞職を求める声がネットでは多数。

カジノ汚職疑惑と下地議員を巡る経緯を解説

カジノ(統合型リゾート(IR))の参入を巡る汚職疑惑。

逮捕された秋元司・衆議院議員以外で、中国企業「500ドットコム」社からの現金100万円の受取りを認めた、下地幹郎・衆議院議員(元郵政民営化担当相、比例九州)。




1月6日に現金の受領を認めた後、1月7日には、所属していた日本維新の会に離党届を提出。進退を、通常国会が開会する1月20日までに進退を明らかにする、と説明していました。

1月8日、日本維新の会は、この離党届を受理せず、下地議員を除名処分としたうえで、議員辞職を勧告。厳しい態度で接しました。

こうした下で、下地議員の去就が、注目を集めていました。

下地議員が、議員活動の継続を表明!

1月18日、下地議員は、無所属で議員活動を継続することを表明しました。

次期衆院選にも、これまでと同じく沖縄1区で出馬する意向を示し、「厳しい道ではあるが、議員辞職せずに頑張っていきたい」と報道陣に対して述べました。

カジノ汚職疑惑については、便宜供与を行ったことを改めて否定したうえで、「しっかりと説明責任を果たしていく」と説明した、ということです。

地元・沖縄の支持者と議論したところ、議員を続けるべき、との意見が多かったので、「後援会の方々の思いを大事にしたい」と説明しています。

下地議員の辞職を求める声がネットでは多数!

下地議員は、1996年から衆議院議員であり、2012年には大臣(郵政民営化・防災担当大臣)を務めた有力議員ですから、疑惑があったとしても、地元の支持基盤は簡単には揺るがない、ということでしょうか。

しかし、以前の記事でも述べましたが、下地議員は、小選挙区(沖縄1区)で落選し、日本維新の会の比例区(九州ブロック)から選出されています。




比例代表は、有権者が支持する政党に対して投票するもので、その政党の名簿の順位などによって、どの議員が当選するかが決まる仕組みです。

議員個人の前に、政党があるのですから、比例選出議員が政党から除名処分を受けた場合に、無所属で議員活動を続けることは、有権者の意思に反する、と考えるのが普通でしょう。

地元の後援会から支持があったからと言って、議員の地位に居座ろうとするのは、全国民に対する納得のいく説明としては、不十分と言わざるを得ません。

上西小百合氏を初めとして、これまでも同様の例が多数みられましたが、今回も続いてしまいましたね。

大臣経験者である下地議員には、良識を発揮して、地位に連綿としない態度を期待していましたが、残念です。

ネットでも、下地議員の説明を支持する意見は聞かれず、議員辞職を求める声が多数みられます。

例えば、次の凡人エリックさんのツイートは、本当にその通りと感じますね。

感想です:今後の展開は?

今後、通常国会の中でも、カジノ汚職は議論されていくでしょうが、元野党議員である下地議員自身が、直接国会の場で追及を受ける機会は少ないでしょう。

また、検察の捜査についてですが、野党議員である下地議員について、刑法上の収賄罪で立件するハードは相当高そうです。

外国人による政治献金を原則禁止とし、政治資金収支報告書などの手続を定める政治資金規正法の違反について、今後、どのような追加情報が出てくるか次第ですが、このまま有耶無耶になってしまう可能性もありそうです。

もちろん、政治家は最後は選挙ですので、遅くとも次の衆議院選挙で審判を仰ぐことにはなります。無所属であれば、比例復活はないので、小選挙区で勝つしかありませんからね。

カジノ汚職を巡る疑惑の全容が解明され、適切な対応がとられるよう、引き続き、今後の動向をフォローしていこうと思います。




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