キャッシュレス/英語

中国(上海)キャッシュレス旅行記①:日本での準備編

詳細ページ公式ページI中国(上海)キャッシュレス旅行を思い立った!

数年前から、「キャッシュレスと言えば中国!中国では誰も現金を使っていない!!」という報道を多く見ますが、自分が最後に中国に行ったのは、10年前の上海旅行が最後・・・

「百聞は一見に如かず」ってよく言ったもので、やっぱり頭でわかったつもりになる「知識」だけじゃなくて、五感で味わう「体験」が大事だよなー、ということで、行ってきました、週末弾丸上海旅行!

(←羽田空港から3時間なので、そんなたいした話じゃないですが^^;;)

主な観光地は10年前に行っているので、今回は、「現地で一切現金を使わずに、オールキャッシュレスで過ごす」ことを目標にすることにしました!

結論としては、日本での準備が一番タイヘンで、現地の2日間では、2回の例外(同じ理由です…)を除いて、オールキャッシュレスでいけましたよっ。

中国(上海)での結果を知りたい方は、次の記事を参考にしてくださいね。

中国(上海)キャッシュレス旅行記②:現地での実戦編

アリペイとウィーチャットペイは、「中国人の中国人による中国人のためのキャッシュレス」

ご存知の方が多いと思いますが、中国のキャッシュレス決済は、スマホと使ってのQRコードがメイン。2大ネット起業が、ライバルとして覇権を競っています。

1つは、「支付宝(アリペイ、Alipay)」。ジャック・マー率いるEC(電子商取引)市場運営の阿里巴巴集団(アリババ)が運営しています。

もう1つは、「微信支付「ウィーチャットペイ、WeChat Pay」。コミュニケーションアプリ(日本ではLINEですね)の騰訊控股(テンセント)が運営しています。

支付宝とWechat Payのロゴ

QRコード決済では、店舗側の導入コストが低いので、小さな屋台や物乞いまでQRコードを導入している、という話を聞いていましたが、たしかに、実際に、中国のほとんどのお店では、この両方を使うことができました。

ただ、アリペイもウィーチャットペイも、「中国人の中国人による中国人のためのキャッシュレス」なんです!

具体的には、本人確認(KYC:know your customer)を行って、実際に決済を行うためには、中国の銀行口座や中国の携帯電話が必要なんです。このため、これらを持たない外国人は、基本的にアリペイもウィーチャットペイも使えないんです(涙)

14億人という圧倒的な国内人口があるから、そこにターゲットを絞っても十分な市場規模があるんですよね。ここは、訪日外国人観光客への対応が重要なポイントになっている、日本のキャッシュレスとの大きな違いです。

ここをどうクリアするかが、最大の課題になりました。

救世主現る!:ポケットチェンジ(pocket change)

色々と調べまくった結果、「ポケットチェンジ(pocket change)」というサービスを使って、ウィーチャットペイに入金を行うことができる、ということが分かりました。

ポケットチェンジは、「海外旅行で余った外貨を電子マネーに交換することができる」サービスです。

具体的には、ATMのようなポケットチェンジの端末に、各国紙幣を入れることで、各人が利用している電子マネー(日本だと、SuicaとかWAONとか)にチャージできるんです。

対応している通貨は、日本円・米ドル・ユーロ・中国元・韓国ウォン、台湾ドル・シンガポールドル・香港ドル・タイバーツ・ベトナムドンの10種類。

このポケットチェンジの端末に、手持ちの現金(日本円でOKです)をウィーチャットペイに入金できるんです!

(出所:ポケットチェンジ公式サイト)

ポケットチェンジの端末は、羽田・成田などの全国の空港、HISなどの旅行代理店、ドン・キホーテ等の商業施設に置かれています。

ただ、偶々かもしれませんが、メンテナンス中だったり故障中だったりして、入金できる端末をみつけるまで、東京を数時間さまようことになりましたが、、、3回目のトライで、「MEGAドン・キホーテ 渋谷本店」で入金に成功しました!

ポケットチェンジの使い方や端末の設置場所については、公式サイトをご参照ください。

<ポケットチェンジの使い方>

https://blog.pocket-change.jp/2019/04/10/howtouse/

<ポケットチェンジ端末の設置場所>

https://www.pocket-change.jp/ja/where-to-find/

注意点1:ウィーチャットアカウントがブロックされる事件が発生!

上記のように散々苦労した結果、入金に成功したのですが、一晩寝ているうちに、ウィーチャットアカウントがブロックされて、ログインできなくなる事態が発生してしまいました。

はっきりした理由は開示されないので、推測ですが、アカウントを作って直後に入金したので、マネーロンダリングでの不正送金目的と認定されてしまったのかな、と思います。

この時、旅行出発前日でとっても焦りましたが、友人のウィーチャットアカウントにブロックの解除を依頼することで、無事にまた使えるようになりました。

このとき、中国語なんで曖昧ですが、「半年以上利用実績のあるアクティブな友人のアカウント」であることが求められていました。たしかに、アカウント作り合ったら簡単に解除できるんだと、問題ですからね。

このときは、幸い中国人の友達がいたので、すぐに解除してもらうことができましたが、そうでないとゲーム・オーバーだったかもしれません。

ちなみに、ウィーチャットは、ちゃんと使っていないと不正アカウント認識される、という話も聞くので、帰国後も、たまにアクセスしていいねしたりとか、利用実績を蓄積するようにしています。

注意点2:ルールはコロコロ変わるので、最新情報のチェックを!

私が取り組んだのは、2019年6月だったのですが、その時には、上記のやり方でウィーチャットペイには入金できた一方、アリペイについては対応策がみつからず、利用することができませんでした。

ウィーチャットペイ・アリペイともに、ルールがコロコロ変わって、あるやり方が使えるようになったり、使えなくなったりします。

ですので、記事を読まれているタイミングで、上記のやり方が通用するかは、最新の情報をチェックして頂くようにお願いします。

ただ、マネーロンダリング規制の強化は大きな流れなので、だんだん外国人向けの「抜け道」的なやり方はできなくなってくる方向でしょう。

中国が、正面から、「外国人にも使いやすいキャッシュレス」に舵を切ってくれることを期待したいですね。

記事をご覧頂き、どうもありがとうございました!

【2019年8月1日追記】ポケットチェンジからのウィーチャットペイへの入金ができなくなっています!

最新の情報のチェックをお願いします、と書いたばかりですが、、、残念なお知らせです。

2019年7月中に、ポケットチェンジからウィーチャットペイに入金しようとすると、「実名認証が未了」というエラーが発生するとして、一時的にサービスが停止になりました。

この点、ポケットチェンジは、「WeChat Payは以前から、ご利用の前に実名認証を完了させたアカウントでのみ受け取りが可能でしたが、今回WeChatにおいて、国際クレジットカードの登録が実名認証とみなされなくなったことが原因と考えられます。」と説明しています。

そして、7月央にサービスが再開されたものの、「現時点では、中国の居民身分証や中国国内の銀行口座の登録で実名認証を行ったお客様向け」に限定されています。

詳細は、ポケットチェンジのリリース「【再開】WeChat Payへの交換を再開しましたが、多くの日本人の方は今後お受け取りが出来ません(※2019/7/29追記)」をご覧ください。

https://www.pocket-change.jp/ja/reopening-wechat-pay/

また状況は変わるかもしれませんが、結果的には、私の旅行も滑り込みセーフだったことになりますね(涙)

次回の中国旅行に向けて、状況が改善することを祈ります・・・