QRコード決済で最大シェアを誇る「PayPay」(ヤフー&ソフトバンクグループ)。
2019年9月30日から、ユーザーがPayPayの残高を、銀行口座から払い出すこと(出金)が可能になっています。
この記事では、「PayPay」から銀行口座への払出しについて、徹底的に解説します!
利用可能な銀行は60行以上!
銀行口座から「PayPay」への残高のチャージ、そして、「PayPay」から銀行口座への払出しに利用可能な銀行は、次のとおり、60行以上あります。
https://paypay.ne.jp/guide/bank-list/
大手行や地方銀行、そしてゆうちょ銀行が広くカバーされているので安心ですね。
ただし、メガの三菱UFJ銀行が「現在登録できません」となっている他、その他の大手行でも、新生銀行とあおぞら銀行は対象外です。
また、ネット銀行は、ジャパンネット銀行(ヤフーの連結子会社)のみが対象となっているので、注意しましょう。
出金の手続きは、アプリで完結!
銀行口座への払出し(出金)の手続は、次のとおり、アプリで簡単に完結します。
①PayPayアプリ下部の[残高]をタップ |
②残高画面の[銀行口座に出金]をタップ |
③登録済み口座がある場合、希望の口座を選択 |
④出金したい金額を入力し、出金するをタップ |
⑤手続きが完了すると、振り込み予定日が記載 |
出金は最低「100円」から可能です。
また、入金が完了した場合、ユーザーの銀行口座の通帳には、振込み元として「PayPay」または「PAYPAY」と記載されます。
出金にかかる手数料は?
出金にかかる手数料は、次のとおり、ジャパンネット銀行は「無料」です。同じヤフーのグループ会社だから、優遇されてますね。
また、ジャパンネット銀行以外の銀行についても、出金金額にかかわらず、「100円」です。
ジャパンネット銀行 | 0円 |
ジャパンネット銀行以外の金融機関 | 100円 |
(出所:PayPayホームページ)
出金にかかる期間は?
振込みが完了PayPayアプリの[残高]画面で、振り込みの状況がわかります。
詳細をタップすると、振込予定日が確認できます。
なお、手続き後お振り込みが完了するまでの時間は、銀行によって違います。
ジャパンネット銀行だと「即時」と、やはり他の銀行よりも早いですね。
ジャパンネット銀行の場合 | 即時 | |
ゆうちょ銀行の場合 | 出金手続きが5時までに完了した場合 | 3営業日後に振り込み |
5時以降に出金手続きをした場合 | 4営業日後に振り込み | |
上記以外の金融機関口座の場合 | 出金手続きが5時までに完了した場合 | 翌営業日に振り込み |
5時以降に出金手続きをした場合 | 翌々営業日に振り込み |
(出所:PayPayホームページ)
本人確認の手続を完了していることが必要!
この「PayPay」から銀行口座への払出し(出金)ですが、利用するためには、本人確認の手続を完了している必要があります。
「PayPay」では、本人確認のやり方として、「銀行口座の認証を利用する方法」と、顔認証と本人確認書類を利用する「かんたん確認を利用する方法」の2つがあります。
チャージ用の銀行口座を登録している場合、入力した情報の確認がとれればすぐに本人確認が完了しますので、「銀行口座の認証を利用する方法」が便利です。
ますます便利になる「PayPay」。中小・小規模店舗の皆さんも、要チェックですよ。是非、導入を検討してみてください。
記事をご覧頂き、どうもありがとうございました!